教会の回廊で少し離れて向かい合う男女。そこからどんな物語が始まるのだろう?Una Storia a Firenze「ある物語」と名付けられたリングは、物語を描くように身につけてほしいという思いで作られたジュエリーブランドquarant’otto(クアラントット)の代表作。すべてのクアラントットのジュエリーには、タイトルと詩が付けられています。
そんなクアラントットの個性的でストーリー性のあるジュエリーのデザインを担っているのは、伏見愛佳さん。日本で彫金技術を学んだ後フィレンツェに渡り、彫金、デザイン、石留の専門工房で学んだ伏見さんは、2007年にクアラントットを創設、以来、ブランドのすべてのジュエリーの原型制作を手がけています。
ブランド名クアラントットは、イタリア語で数字の48を意味する言葉ですが、伏見さんがフィレンツェ時代に住んでいたアパートの住所が48番地だったことから、その名前をつけたのだそう。クアラントットのフィレンツェ本店があるのは、アンティーク家具や宝石店が並ぶオルトラルノ地区のマッジョ通り。店内には伏見さんによって描かれたデザイン画も飾られています。ショップマネージャーが日本人の方なので、日本語でやりとりできるのが嬉しいですね。日本では神戸の路面店をはじめ、有名百貨店、GINZA SIXにも店舗があります。
クアラントットのジュエリーは、伏見さんが作った原型をもとに日本とイタリアの職人が分業で仕上げていきます。「Made with Italy」と謳われている、日本デザイナーならではの感覚と日本の確かな技術、そして、透かし彫りや精緻なフィレンツェ彫りなどフィレンツェの熟練職人の技、この両方の良さを組み合わせたものづくり。そこから高級感のある輝きを放ち、確かな存在感をもつジュエリーが生み出されていくんですね。
また、2017年には、クアラントットのジュエリーが、経済誌 Wall Street Journal(ウォール ストリート ジャーナル)の紙面にも紹介され、アメリカをはじめ海外でも注目を集めています。
ブランドを立ち上げた時、ブランドポリシーとしていくことに決めた言葉は、「Jewelry makes you happy! ~毎日がちょっと幸せになるジュエリー」。クアラントットで自分らしいお気に入りのジュエリーと出会えたら、きっと毎日が幸せになるにちがいありません。クアラントットの素敵なジュエリーの数々はインスタグラムでも見ることができます。
quarant’otto /クアラントット (フィレンツェ本店)
所在地: Via Maggio 15R, Firenze
電話番号:055 9062526
営業時間:10:00〜13:00、 14:00〜19:00
定休日:水曜、日曜、祝日
http://quarantotto.co.jp/
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