サンティッシマ・アヌンツィアータ教会や捨て子養育院、考古学博物館に囲まれた、サンティッシマ・アヌンツィアータ広場。その中央には、フェルディナンド1世の騎馬像が建っています。フェルディナンド1世はメディチ家最後の名君と言われ、国政のみならず芸術と文化のパトロンとしても貢献し、フィレンツェ市民から大変人気のある人物でした。この広場にある騎馬像は、フェルディナンド1世が自ら彫刻家ジャンボローニャに依頼し、制作途中で亡くなったジャンボローニャの跡を引き継いだ弟子のピエトロ・タッカによって完成されました。
騎馬像の台座の背面には、彼の座右の銘であった「MAIESTATE TANTUM」(尊厳によってのみ)のラテン語の文字と、女王蜂を中心に放射線状に並んだ蜂の群れのレリーフが飾られています。このフェルディナンド1世のシンボルである「女王蜂を取り囲む無数の働き蜂」は、市民が君主に忠誠を尽くす姿をイメージしているといわれています。
フィレンツェでは、この蜂が何匹いるのか、指を使ったり触ったりせずに数えることができたら、幸運が訪れると言われているんですよ。試してみると、これがなかなか難しい。その数は、91(のはず)です。サンティッシマ・アヌンツィアータ広場を通りかかったら、ぜひ頑張って数えてみてください。皆さんに幸福が訪れますように!
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